今回は血液型性格診断を3つの観点から論じて見ようと思います。
血液型診断に関する私見・私怨
私は血液型別診断はある程度の影響力はあると思ってます。
*ただこの血液型性格診断が広く知れ渡っている日本に限定するとという話ですが
私がB型というのもあり、生まれてこの方色々と言われてきましたね
・マイペースだとか
・自己中心的だとか
もう幼稚園、小学生頃から既にになぜB型というだけでこんなにいわれなければならんのだと!憤りを隠せない状況でした*B型あるあるでしょうか?
そもそも人間を1/4にカテゴライズしようだなんて愚かの極みだ!と・・・
加えてA型が自己中心的という診断になればここまで普及することはなかったんだと思ってます。
B型は日本人の20%程度と少数派なので仮想敵として打ち立てるにはほどよい比率だったのではなかろうかと考えた時期もありました。
なぜなら人間は共同体を形成する上で仮想敵を打ち立てる事が手っ取り早い手段であるから!
・・・と、ここで憤っていてもどうしようもないので話を先に進めていきますと
血液型性格診断の信憑性
血液型診断はこの日本においてある程度の影響力があると述べた理由は
にあります。
人間は与えられた役割や他人からの期待に沿って行動するようになる
というものです。
もう1枚にまとめてしまうとこんな感じです
血液型がA型だから几帳面な性格になるのではなく
小さい頃から「おまえはA型だから几帳面なんだな」と繰り返し繰り返し言われることで自分の意識に「自分は几帳面であることを求められている」と刷り込む事で血液型性格診断に沿った性格になるという考え方は筋が通っていると思います!
これは心理学でいう
可用性カスケード
という言葉に置き換えることもできると思います。
意味は
【主張を繰り返し聞いているうちにその主張が真理だと考えてしまうこと】です。
可用性カスケードは校歌だったり社訓の唱和だったり色んな所で使われているので意識を向けてみると面白いと思います。
学校や会社へ帰属させる過程においてそのやり方が間違っているなんて大きな事を言うつもりは全くなく校歌を歌う生徒が、社訓を唱和している社員がこれは共同体に帰属する為の儀式なんだという意識さえもてば全盲的に学校や会社を信じる事はないと思います。
バナーム効果から見る血液型性格診断
バナーム効果とは要約すると
誰にでもあてはまる曖昧な質問や投げかけをさも自分だけに当てはまっていると受け止めてしまう事
上記のイラストは少し誇張しているかもしれませんが
「人間関係で悩みはある?」と問われたらだいたいの方はそうかもしれないと思うのではないでしょうか。
アドラー心理学でも人間の悩みはすべて対人関係にあると言われている位ですから
これも少し極端ですが占い師などはこうやって誘導して自分が相手の事を理解していると思わせる手法に長けている人なんだと思います。
話を戻して血液型診断では各血液型毎に特徴がありますがどれかは自分に当てはまるかもと感じたことはないでしょうか?
自身の血液型の特徴に限らずです
私自身でみて血液型の特徴に疑問を投げかけていくと
B型
自己中心的 ⇒ 皆少なくとも自己中なのでは?
独創的 ⇒ 生まれも育ちも違うんだから大小あれど皆個性はありませんか?
A型
真面目 ⇒ 全部でなくとも人間何からしらには真面目では?
神経質 ⇒ 人と違う部分で譲れない者であれば神経質に見られる場面もあるのでは?
O型
おおらか ⇒ 何に対して?誰に対して?おおらかになる場面も少なからずあると思いますが?
おおざっぱ ⇒ 自分が拘らない所なら詳細を詰める必要な皆ないと思うのですが?
AB型
天才 ⇒ 少なくとも私ではない。ただ何かに秀でていると思いたい側面も自身では否定出来ないのでは?
引っ込み思案 ⇒ 必要に迫られなければ突出する必要もないと思いますが?
と色々と突っ込み所満載です
皆さんも一度血液型診断に突っ込みを入れてみると自身の整理になるかもしれませんのでオススメです😆
ここまで読んで頂きありがとうございます!
他にも色々と書いてますのでお時間あればぜひ読んでみてください!